「心情呼吸」と名付けられたドラマ『ペテロの葬列』の主題歌は、近藤晃央さんが原作を読んで書き下ろした、陰影の深い魅力的な楽曲です。独自の視点で描かれる歌詞の世界観は、彼の真骨頂ともいえますね。ドラマは人の心の奥底を描くサスペンスものなのですが、それにぴったりの曲に仕上がっていますね。
ドラマ『ペテロの葬列』は、一年前に放送された『名もなき毒』に続くシリーズ。同名の原作は昨年末に出版されたばかりですから、どうやら続編をつくりたくてしょうがなかったようですね。前作同様の内容なら期待はできるはずです。ただし、この月曜20時枠では視聴率まではちょっと期待出来ないかもしれないですね。
ドラマのストーリーを要約すると・・・
杉村三郎は取材帰りにバスジャックに遭遇。犯人の老人は人質たちに後で賠償金を支払うと謎の提案をします。そして、杉村はさらなる事件に巻き込まれ、自身の問題にもつながっていく。実は、事件の陰には一つの嘘があったのだ・・・