主題歌の「レット・イット・ゴー:ありのままで」も大ヒットですが、もう一つの名曲が、「雪だるま作ろう」です。
自分の魔法の力におびえ、ドアを閉ざして部屋から出て来ない姉のエルサに向かって、妹のアナが歌います。
『雪だるまつくろう』 心にしみる名曲です。
セリフ部分も含めて、和訳はこんな具合になると思います。 ご参考に
アナ:エルサ?
雪だるま作りたくない?
一緒に行って遊ぼうよ
もうずっと会ってない
出て来てよ
まるで遠くに行っちゃったみたい
一番の親友だったのに
今は違うの
理由を教えてくれたらいいのに
雪だるま作りたくない?
雪だるまじゃなくったっていいんだよ
エルサ:あっちへ行って、アナ
アナ:わかったよ。じゃあね・・・
雪だるま作りたくない?
広間中を二人の自転車に乗って遊んでもいい
誰かさんは来るのがあまりにも遅いから
私は壁の絵に話かけ始めちゃったくらい
(ジャンヌ、がんばって!
少し寂しいんだよね
空っぽの部屋ばっかり
時間が過ぎてくのを見てるだけ
アナ:エルサ?
お願い。そこにいるんでしょう
人々はあなたがどこにいるのか、って聞いてくる
みんな「気を強く持て」って、私も努力はしてるけど
私はいつでもあなたのためにここにいるよ。ただ中に入れて
私たち、お互いしかいないの
あなたと私
私たちどうしたらいいの?
雪だるま作りたくない?
ささやくような声で歌われる「雪だるまつくろう」が、心にしみるんですよね。
この映画、観ている親も子も楽しめる音楽映画の傑作と評判の高い名作ですが、簡単にストーリーを紹介しておくと・・・
王家に生まれた美しく、とても仲の良かい姉妹(姉がエルサで、妹がアナ)ですが、エルサは雪と氷の魔力を持っています。
ある日、エルサとアナが楽しく遊んでいる時に、はしゃぎすぎたアナを助けようとエルサが使った魔力がアナに当たってしまい、アナを危険な目に遭わせてしまったことから、エルサがアナを避け始めます。
でも、アナはエルサと遊びたい、雪だるまを一緒に作りたいという歌に乗せてエルサを誘いますが、エルサは出てきません。
次第にエルサの魔力が巨大になり、自分を抑えつけるのをやめてありのまま独りで生きていく決意をし、北の山にたどり着いたエルサはそこに魔法で氷の城を建てます。
そこへアナが王子と助けにいくというストーリー。
この、子供も分かりやすいストーリーが人気の一端であるのは間違いのないところなのですが、それとは別に映画で使われている挿入歌が、どれもこれもみんなが口ずさんでしまうほどいい歌で、映画のシーンと見事にマッチしています。
私の子供も「雪だるまつくろう」の歌が気に入っていて、車の中でも歌を聞くほどです。
観賞するだけでなく、観ている人みんなが歌えるようになっていますので、ヒットする映画なのもうなずけますよね。