ディズニーの創立90周年記念として公開され、第86回アカデミー賞でダブル受賞を果たした名作“アナと雪の女王”。日本での興行収入は、2014年6月、『ハリー・ポッターと賢者の石』を上回り、公開128日間で日本歴代3位、世界歴代5位、アニメーション映画としての興行収入は全世界歴代1位となっています。
そのオリジナル歌曲はロバート・ロペスとクリスティン・アンダーソン=ロペスが作詞・作曲。主題歌にはデミ・ロヴァートが歌う「レット・イット・ゴー」が使用されています。
映画ももちろんのことながら、主題歌も負けず劣らず大人気でして、何と言っても、サビの「レット・イット・ゴ〜、レット・イット・ゴ〜」があまりにも印象的です。
和訳は恐らくこんな具合だと思います。 以下ご参考に。
今宵、山は白い雪で光っている
足跡一つ見えない
孤独の王国、そして、私が女王様のようね
風は吹き荒れている、まるで私の中で吹き荒れる嵐のように
留めておくことは、できなかった、天は私が頑張ったってわかってる
「彼らを入れるな、彼らに見せるな
いい子でいなさい、いつだってそうでいなければいけない
隠して、なにも感じるな、彼らに知られるな」
でも、もう皆知っちゃったわ
これがありのままの私
もう、我慢はできない
終わったことよ
もう過去は振り返らない
もう皆が何を言うかなんて気にしない
嵐よ吹き荒れろ
どっちにしろ寒さなんて一度も気にしたことは無かったもの
可笑しいわね。 あの頃は今や遥か彼方
今まで私をコントロールしていた恐れは、もう少しもないわ
どこまで出来るかしら
自分の限界を打ち破るの
私には、正しいも、間違いも、ルールもないわ
私は自由よ
これがありのままの私
風も空も この手の中
これがありのままの私
もう二度と涙はみせないわ
ここに私は立って、ここに私は残るの
嵐よ吹き荒れろ
私の力は空気を伝って地面に走る
私の魂はそこらじゅうにある雪の結晶の中で螺旋を描く
そして思いは氷の矢となってすべてを結晶のように変える
決してあの頃には戻らない 帰らない!
今こそ自分を解き放つの
ようやく夜明けが来たのよ
これでいい これが私
昔の自分はもういないわ
日の光の中で、ここに立って
嵐よ吹き荒れろ
だって、氷は私の味方だもの
一度聴いたらなかなか耳から離れないフレーズゆえ、巷では「レリゴー現象」などと言われているようです。「レリゴー現象」の名の通り、無意識にサビを口ずさんでしまう方が多いという事なのでしょう。
とは言え、この「レット・イット・ゴー」、音域も2オクターブと広く、最後の大サビ前はハイトーンが続きますので、真剣に歌いこなそうとするとかなり難易度の高い曲になります。その分、カラオケ上級者にとっては挑み甲斐のある曲と言えるかもしれませんので、自信のある方はとことん歌い込んでみてはいかがでしょうか。
間違いなく2014年のカラオケ代表曲の「レット・イット・ゴー」。
ご存知松たか子等が歌う「日本語バージョン」と聞き比べ、歌い比べてみるのもいいかもしれないですね。