脂が乗りまくっている。売れに売れている。全国のメディアやイベンターから引っ張りだこ。近年の斉藤和義さんはまさにそういう状況なのでしょうが、ブレイクの切っ掛けになったのは、意外にもポンキッキーズで使われたこの「歩いて帰ろう」だったと思います。
彼の初期の代表曲ですから、今ではあまり聞かれないなと思っていたら、最近、「SUZUKI
ラパン」のCMの中で使用されいるようでして、またまたこのメロディーが頭の中で鳴り響くようになりました。
ギターの音がすてきなアップテンポのメロディーで、あのマラソンの谷川真理さんが選ぶ、「長距離を気持ちよく走れる名曲」ベスト5にも選ばれていました。曲名は『歩いて』なのですが、この曲を聴きながらランニングすると、自分にぴったりの自然なペースで走れそうですものね。
音楽とは気持ちをコントロールする手助けをしてくれるもの。「歩いて帰ろう」を聞けば、ブルーな気分も和らぐこと間違いなしです!
実にデビュー20年目で紅白歌合戦への初出場を果たすなど、40代になってから類まれなキャリアを築き続けている彼ですが、2012年は紅白以外にも、『第54回
輝く!日本レコード大賞』にも出演しています。
賞取りレースには興味がなさそうな彼だけに、この出演はちょっと意外でした。