嵐の2015年第2弾、通算46枚目となるシングルは、相葉雅紀主演のフジテレビ系月9ドラマ「ようこそ、わが家へ」主題歌でもある、『青空の下、キミのとなり』。
作家・池井戸潤の同名小説を原作とするサスペンスタッチのホームドラマをホットに盛り上げる、未来への希望が溢れだす楽曲として仕上がっています。
原作は2011年に『下町ロケット』で直木賞を受賞し、『半沢直樹』や『ルーズヴェルト・ゲーム』などの社会派作品を多数もつ池井戸潤氏の同名小説で、現在では68万部を超えるベストセラーに。
ただ、既に原作を読んだ方や、池井戸潤ファンの中には、ドラマの主演が相葉雅紀と発表されたとき、違和感を覚えた方も多いかもしれませんね。
というのも、原作では主人公の設定は50代のサラリーマンとなっており、ドラマでは寺尾聰演じる倉田太一なのですから。
それに、相葉演じる健太は、原作では勇敢で頼れる存在。しかし、ドラマの健太は"事なかれ主義"と大きく人物像が違ってきています。
この辺りの事情について、関係者は、
「健太を気弱な設定にしてしまったため、犯人を撃退しようと意気込む存在がいなくなってしまったんです。そのため、原作には出てこない明日香を登場させて、犯人捜しのキーマンにしています」と説明しています。
そこで、雑誌ライター・神取明日香役の沢尻エリカが登場するという訳です。
ちなみに、有村架純が演じる健太の妹も、七菜の元カレでストーカー気質のある辻本正輝(ジャニーズWEST・藤井流星)もドラマのオリジナルキャラとなっています。
嵐が歌う『青空の下、キミのとなり』に乗せたエンドロールを眺めていると現れる"ニット帽の男"のクレジットとバラバラに崩れた漢字の部位。
番組を見た人の中には、すべて書き出して正体が誰なのか推理した人もいるようですが、答えにはたどりつけたんでしょうか?
巷では、「漢字は意味のない不規則なもの」ともっぱらの噂ですが、果たしてその真相は・・・
ドラマの展開ともども興味は尽きないようですね。
ほとばしる熱き想い、切なる願いをキャッチーなメロディとダンサブルなビート乗せて、ハイエナジーなサウンドで彩った嵐の真骨頂ともいうべき応援歌です。