特殊能力を有する人間たちが起こす事件に立ち向かう、若き二人の刑事の姿を追ったドラマ、『SPEC〜警視庁公安部公安第五課
未詳事件特別対策係事件簿〜』。過酷すぎる運命を、パロディありオマージュありの軽いタッチで描く堤幸彦監督の力作です。主題歌には、THE
RiCECOOKERSの『NAMInoYUKUSAKI』(英語版)と、その日本語版の『波のゆくさき』が使われています。
ドラマは刑事である主人公当麻紗綾(戸田恵梨香)と瀬文焚流(加瀬亮)が事件を解決し、最終的に倒すべき相手を倒すという構図で、毎回わかりやすい内容となっています。満載の小ネタも人気を呼び気楽に楽しめるドラマじゃないでしょうか。
≪ストーリー≫
警視庁は、未解決事件の捜査強化のため捜査一課弐係(ケイゾク)に加え、公安部に未詳事件特別対策係(ミショウ)を設立。証拠がほとんどなかったり不可解な事件など通常の捜査では捜査の対象にならない、または手に余る事件を担当。そこでIQ201だがKYでケンカぱやい変人の当麻紗綾(戸田)とたたきあげでSIT出身の凄腕だがある事件がもとでとばされてきた瀬文焚流(加瀬)のコンビが特殊能力(SPEC)を持った犯人たちを追う。
個性があふれすぎる登場人物など、SPECワールドは脚本家の西萩弓枝監督の堤幸彦の発案によるものですが、その新しい感覚に驚くばかりです